日本経済は1991年より持続的な低迷に陥り、その後の20年は「失われた20年」と呼ばれている。東洋経済オンラインは21日、次のような記事を掲載した。
日本のゴルフ市場の規模はこの20年間で半分に縮小し、ゴルフ人口も金額も大幅に減少した。日本のゴルフ人口はピークの3分の2になった。2015年は720万人、2016年は760万人に微増。プレイヤーの平均単価も1万円から半分以下になった。ゴルフ場の数は大幅に減少していないが、収入がいずれも減少している。この苦しい経営状況は地方でより鮮明だ。またゴルフ用品販売の中心も、新品から中古品に移っている。
日本のゴルフ人口のうち、65歳以上が多数を占めている。これらのプレイヤーは2020年には70歳を超える。若いプレイヤーを集められなければ、ゴルフ産業の維持が不可能になる。
ゴルフ産業は他の国でも衰退している。ブルームバーグの3月の報道によると、プロゴルフは発展しているが、米国のアマチュアプレイヤーの数は2003年の3060万人というピークから、2014年には2410万人に減少している。
米国ではこの20年間で、ゴルフをプレイする若者が30%減少した。毎週1回プレイする人の平均年齢も、2009年の48歳から2014年の63歳に上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月22日