中国外交部の華春瑩報道官は22日、中国側の関連部門は法に基づき、中国で違法活動に従事していた疑いのある日本人6人に対し調べを進めていると発表した。
華報道官は定例記者会見で質問に答えた際に、このように述べた。
記者からは「情報によると、中国政府は国家安全を脅かした疑いから、日本人6人を拘束したというが、関連状況の説明は可能か。拘束の原因とは何か」という質問があった。
華報道官は「調べによると、中国側の関連部門は法に基づき、中国で違法活動に従事していた疑いのある日本人6人の取り調べを行い、かつ「中日領事協定」に基づき駐中国日本公館に直ちに報告した」と回答した。
また米CIAの複数の情報提供者が近年、中国で捕まったというNYタイムズの記事に関する質問に対して、華報道官は関連報道の具体的な状況を知らないと述べた。
華報道官は「私が言えるのは、中国の国家安全機関は中国の関連法に基づき、中国の国家安全と利益を損ねる組織・人員・行為に対して、法に基づき調査と処置を展開し、効果的に職責を果たすということだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月23日