イギリスの『デイリー・メール』によると、埼玉県宮代町にある動物園で暮らすオスのフンボルトペンギン「グレープ」くんが、10年間交際していたメスの「ミドリ」ちゃんに振られた。その後、「グレープ」くんはペンギン飼育エリアに設置されている看板に描かれた女の子のキャラクターに恋をしたようで、何度も羽を動かして求愛している。
「グレープ」くんと「ミドリ」ちゃんは一緒にこの動物園にやってきて、交際して10年が経っていた。しかし、「ミドリ」ちゃんは別の若いオスに恋をし、「グレープ」くんのもとを離れていった。「グレープ」くんは落ち込み、職員も心配していた。
ところが、飼育エリア内の看板に描かれた女の子を見つけてから、「グレープ」くんは元気を取り戻し、その女の子に求愛するようになった。その姿は滑稽だが、「グレープ」くんは本気で、気持ちも落ち着いている。しかし、「グレープ」くんはまもなく別の動物園に移る予定で、この甘くも悲しくもある愛は終わることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月25日