慰安婦像設置反対運動、日本が再び敗北
3月に慰安婦像の撤去が拒否されたことに続き、日本は米国における慰安婦像設置反対運動で再び敗北を喫した。
NHKの28日の報道によると、米国南部ジョージア州ブルックヘブン市が、公園内に慰安婦像を設置することを決定した。現地の日本領事館は「極めて遺憾」とし、日本政府の同問題に関する立場の説明を続けると称した。
日本は世界の慰安婦像設置に不満を抱いている。安倍政権は間違った歴史観を貫き、事実を無視し極力美化し、この間違いを他国と国際社会に押し付けようと妄想している。
韓国の釜山で年初、慰安婦像が設置されたことにより、日韓が外交で火花を散らせた。日本は買収と口封じにより両国の慰安婦問題を徹底的に解決しようとしたが、韓国の慰安婦はこれを認めなかった。恨みと恥ずかしさで怒り出した日本政府は駐韓大使を一時帰国させ、韓国の日本大使館前の慰安婦像を撤去しなければ、日本政府は約束していた10億円の補償を支払わないと公然と脅迫した。
日本は米国で設置された慰安婦像に対しても態度を正しておらず、「日本人と日本への恨みを煽動」するとして、設置に反対している。しかし日本の米国への態度は、韓国への態度と大きく異なっている。米国で1体目の慰安婦像が設置された際に、一部メディアは日本の駐米大使を帰国させるべきかと論じた。今や米国で2体目の慰安婦像が設置されようとしているが、日本政府は駐米大使の帰国を検討すべき時ではないだろうか。
軍国主義の罪ある歴史をあの手この手で否定し、他国の慰安婦記念活動に不満を表する。これは安倍政権の歴史問題における真の態度だ。しかし慰安婦の罪を隠し否定する日本の歪んだ反応は逆効果でしかなく、第二次大戦中の暴行に対する国際社会の認識を広め、深めている。日本には世界を敵とし、間違った道を歩み続けないよう忠告しよう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月1日