「日本経済新聞」ウェブ版が伝えたところによると、蘇寧雲商集団傘下の日本の免税店ネットワーク・ラオックスが、京都のタクシー会社の愛都交通を買収し、子会社化することがわかった。
ラオックスは現在、京都に3店の免税店を経営しており、車内広告を通して観光客を呼び込みたいと考えている。また、タクシードライバーに中国語を学ばせ、訪日観光客との交流を便利にするという。
2009年、ラオックスは蘇寧の傘下に入り、家電販売から訪日観光客を対象とした免税店に業務移行した。しかし、中国人観光客の「爆買い」減少により、ラオックスの2016年度の売上高は前年比3割減となり、小売以外の分野進出を検討し、今年になり飲食業などへの進出を発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月1日