日本の安倍晋三首相が平和憲法の改正を目指していることについて、中国外交部の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で「日本側が平和憲法の精神を遵守し、平和的発展の道を歩み続けることを願う」と述べた。
記者からは「安倍晋三首相は平和憲法、特に憲法9条の改正により、日本の軍隊を合法化させることを目指しており、来年にも国民投票が行われる可能性がある。中国側はこれに関心を表するか。中国政府は日本の改憲により、軍事拡張が生じると判断するか。地域は懸念すべきか」という質問があった。
華報道官は「歴史的な原因により、国際社会、特にアジアの隣国は日本の軍事安全面の動向に対して、常に強い関心と警戒を維持している。日本側が平和憲法の精神を遵守し、平和的発展の道を歩み続けることを願う」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月2日