日本の国会衆院本会議で2日、明仁天皇の退位を認める特例法案が賛成多数で可決されました。日本のメディアの報道によりますと、法案は参院に送られ、来週の参院本会議で審議される予定とのことです。
また、各党は1日の衆院議員運営委員会で、女性宮家の創設などの検討を政府に求める付帯決議も議決しました。
特例法案は、法律の公布日から3年以内に天皇の退位日を定めるとし、同時に、退位後の称号を「上皇」とすること、法案の内容は明仁天皇一代限りとするものの、将来の先例にもなり得ることを定めたということです。
明仁天皇は1933年12月23日に生誕、1989年1月7日に即位した日本の第125代目の天皇です。
「中国国際放送局日本語部」より 2017年6月3日