2017年アジア太平洋地域の大学ランキング、中国の大学4校がトップ10入り
2017年アジア太平洋地域の大学ランキング、中国の大学4校がトップ10入り。
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ザ・タイムズ・ハイアー・エデュケーション（The Times Higher Education）は4日、「2017年アジア太平洋地域の大学ランキング」を発表した。中国の大学の躍進が目覚ましく、上位5位に大陸の2校が、上位10位に香港の2校がランクインした。オーストラリアのウェブサイトが報じた。
科学研究力を評価 中国の4校がトップ10入り 全体的にみると、ランキングの首位はシンガポール国立大学だった。同時に、香港を含む中国の大学4校がトップ10入りした。 順位は上からシンガポール国立大学、北京大学、メルボルン大学、清華大学、シンガポール南洋理工大学、香港大学、香港科技大学、オーストラリア国立大学、東京大学、クイーンズランド大学である。 またトップ20において、香港を含む中国の大学は6校がランクインしている。うち香港中文大学が17位、香港城市大学が18位だった。 英サリー大学の逯高清学長は、「中国の科学研究に対する評価や品質はうなぎ上りで、多くの研究者が海外で科学研究するようになっていることから、真の意味での多角的な協力関係が構築されつつある」と述べる。 逯高清学長は中国生まれの化学エンジニアで、オーストラリアのクイーンズランド大学で科学研究に従事し、同大学の副学長になった。オーストラリアの華人社会のリーダーとして、オーストラリアの多元文化交流に大きな貢献を果たしてきた。
トップ20にオーストラリアの大学が8校 また、同ランキングにおいてはオーストラリアの科学研究力が高く評価され、トップ10内に3校がランクインした。うちメルボルン大学が最上位で3位。オーストラリア国立大学が8位、クイーンズランド大学が10位だった。 トップ20内にランキングしているオーストラリアの大学は8校。シドニー大学が11位、モナシュ大学が12位、ニューサウスウェールズ大学が16位、西オーストラリア大学が19位、アデレード大学が20位だった。 同ランキングの編集者によると、今回はオーストラリアの大学が意外な存在感を見せたとしつつも、教学と研究環境の指標では（香港を含む）中国や日本、シンガポール、韓国の大学に及ばないと指摘する。また「オーストラリアの大学は知識伝達の面でのパフォーマンスもやや弱く、この指標においてトップ50に入ったのは3校しかなかった」と付け加える。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年7月7日
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