吉林省長春市にある「吉林・宮城友誼園」で18日、同省の劉国中省長と宮城県の村井嘉浩知事が吉林省と宮城県の友好関係締結30周年の記念碑除幕式に参加した。中国新聞網が伝えた。
今年は中日国交正常化45周年の年であり、吉林省と宮城県が友好関係を締結して30周年の年でもある。招待を受け、宮城県の114人からなるこれまでで最大規模を誇る代表団一行が吉林省を訪問。記念イベントに参加し、更に一歩進んだ協力について交流を行った。
1997年7月に建てられた「吉林・宮城友誼園」は吉林省と宮城県が友好関係を締結して10周年の年に共同出資により建設された庭園。
除幕式において村井知事は、「今年この日本庭園風の風景の中で、友好関係締結30周年記念牌の除幕を行うことができて非常に感慨深い」とした上で、6年前の東日本大震災においても、吉林省が人道主義と友好関係を考慮し、宮城県に支援金を送り、復興を支援した善意の行動を今でも胸に刻み、感謝しているとした。
また吉林省の劉国中省長は、「今後も引き続き、宮城県と経済、文化、テクノロジー、教育などの方面でより一層協力関係が深まることを期待している」とした。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年7月24日