福建省出身の姉妹が横浜市で殺害されて半月あまりが経った26日、福建省出身の教師・危秋潔さんが北海道で失踪し、4日も連絡が取れないことがわかった。中国駐札幌総領事館は26日、危秋潔さんが失踪したことを認めたが、具体的な日にちについてはわからないと明かした。危秋潔さんの家族は総領事館に連絡し、日本の警察は捜索を開始し、地元警察からの連絡を待っている。
危秋潔さんは1990年生まれの27歳、福建省邵武市の小学校で国語の教師をしている。彼女は7月18日に1人で日本に行き、22日に札幌のオチョゲストハウスを出てから戻っておらず、家族とも連絡を取っていない。宿泊先のゲストハウスは23日に通報したが、今も連絡が取れない状態である。家族によると、危秋潔さんは25日午後5時の直行便で上海に帰る予定だったが、航空会社は予約変更の連絡を受けておらず、出入国管理所にも記録は残っていない。危秋潔さんのミニブログを見ると、23日に歌手の孫燕姿の誕生日に「いいね!」をしたのが最後となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月27日