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日本の海上自衛隊のヘリ搭載護衛艦「いずも」が先ほど、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の士官を乗せ、南中国海を巡航した。本件はさまざまな憶測を呼び、議論を引き起こしている。これは日本にとって戦後最大規模の「軍事ショー」とされている。日本がこれほど大々的にASEAN諸国を抱き込み南中国海を巡航したことには、主に次の3つの理由がある。
(一)優れた性能を持ついずもにより、日本の日増しに拡大する軍事力をアピールする。日本は軍事予算を6年連続で増額している。自衛隊はさらに新しい部隊を発足し、最新の武器装備品を配備している。いずもはその、典型的な例だ。
いずもは空母に準じる海上作戦プラットフォームであり、排水量は2万6000トン、最大航行速度は30ノットに達する。巡航性能が優れているほか、高い機能を持つ。海上作戦の司令部になり、さらには補給船や、海外に人員と装備品を輸送する場にもなれる。
またいずもは大量のSH-60K哨戒ヘリコプターを搭載することで、海上自衛隊の対潜作戦のプラットフォームになれる。情報によると、日本はさらにティルトローター機のオスプレイや、F-35B戦闘機の搭載を検討している。実現すれば、同艦の全体的な作戦能力が飛躍的に向上する。