日本の海上自衛隊は26日、海自最大の艦艇となるヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が、シンガポール海軍主催の国際観艦式に参加すると発表した。護衛艦「さざなみ」と合わせ、隊員約700人が出席する。海自によると、2015年3月に就役したいずもが国外に出るのは初めて。 共同通信が26日に伝えた。
海自によると、シンガポール海軍創設50年を記念した催しで、30カ国以上から関係者が参加し、25隻を超える艦艇がシンガポールに集まる見通し。 観艦式に先立ち、いずもとさざなみは近くの洋上で、参加する一部の国の艦艇と通信などの多国間訓練を実施する。
いずもは神奈川県横須賀基地を拠点とする。ヘリ5機の同時離着艦が可能なほか、陸自が導入を検討している新型輸送機MV-22 オスプレイを艦載できる。さざなみは広島県呉基地を拠点とする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月27日