慰安婦ドキュメンタリー『二十二』、公開2日で興行成績1000万元突破

慰安婦ドキュメンタリー『二十二』、公開2日で興行成績1000万元突破。

タグ:慰安婦 ドキュメンタリー 1000万元

発信時間:2017-08-16 13:43:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

1941年、若干14歳だった黄有良さんは稲刈りの最中に日本軍に追われ、家で強姦に遭った。1942年4月、黄有良さんは日本人兵に車に乗せられ、三亜の藤橋に連れて行かれ、厳重な警備態勢が敷かれている軍営で「慰安婦」にさせられた。そこに2年間閉じ込められ、日本軍から何度も暴行を受けた。ある村民は日本軍に黄さんの父親が死亡したと嘘をつき、葬儀のために故郷に帰すよう求め、黄有良さんはようやく「魔窟」から離れることができた。

2001年7月、黄有良さん、陳亜扁さん、林亜金さんら海南省の「慰安婦」被害者8人が日本政府を提訴し、謝罪と名誉回復を求めた。しかし10年近くもの間、生存者は控訴と棄却を繰り返し、最終的に敗訴した。日本の裁判所は当時の侵害の事実を認めたが、「個人に国を提訴する権利はない」として原告の敗訴を確定し、控訴を棄却した。

生存者の数は最終的に8人からゼロになるだろうが、ドキュメンタリー映画『二十二』は、平和に生活している中国の後世の人たちに「常に恨む必要はないが、一時も忘れてはいけない」と気づかせることを目的としている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月16日

1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで