こうなれば、日本にとって最も適した核抑止方法は、海からのものとなる。日本には世界トップクラスの潜水艦技術があり、弾道ミサイル潜水艦を開発し、これを東太平洋の広い海域で巡航させることができる。中露の対潜艦は、東太平洋に入ろうとすれば、日本列島を通過しなければならない。日本はさらに米国に、潜水艦・潜水艦発射ミサイル・MIRV技術の共有を要請できる。英国の原子力潜水艦に配備されているのは、米製の「トライデントIID5」ミサイルだ。日本はさらに、米国のミサイル開発計画に資金を提供できる。
米国の専門家は、日本は中国にならい、5隻規模の弾道ミサイル発射原子力潜水艦を維持できるとした。1隻に16発のミサイルを搭載し、それぞれ4発・10万トン級の核弾頭を搭載する。交代制で常に1隻を巡航させるというのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月22日