中国社会科学院、『中日関係の発展に関する6つの基本見解』を発表

中国社会科学院、『中日関係の発展に関する6つの基本見解』を発表。

タグ:中日関係

発信時間:2017-08-27 15:26:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 五、共通点を求めて相異点を保留し、矛盾を解消すること。中日両国はお互いに重要な隣国であり、国交正常化45週年以来、中日両国の各分野における協力の深さと広さはいまだかつてないレベルに達している。同時に、中日間に東中国海問題など両国関係の正常な発展にマイナス的な影響を及ぼす要素も存在し、対話協調、リスクコントロールの強化などを通じて、問題の処理に最も有効的な方法を探るべきである。

 

 六、平等的に付き合い、世世代代平和を守っていくこと。21世紀の国際情勢は深刻な変化を経て、経済・政治の中心は東側への移譲傾向がますます強くなり、グローバル化による国家利益の融合の度合いが高められ、アジアは歴史的な復興のチャンスに恵まれている。平和発展、永遠に覇権を唱えないという中国の厳粛な意志表示は、中国伝統文化による自然的な決断でもあり、世界の大勢や時代の流れに基づく科学的な判断でもある。


 総じていえば、今日の中日関係は様々な困難を乗り越えて、モデルチェンジ、グレードアップの歴史的局面に差し掛かっている。双方にとっては、新しい形勢下における両国の相互依存と協力の基礎を更に固めていくことは急務である。それによって、健全安定、平和共存、ウィンウィンという新たな段階を開き、両国民により多くの福祉を提供し、アジアと世界の平和安定と繁栄発展のために貢献すべきである。



 「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月27日






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