松江市のある島根県は2005年、毎年2月22日を「竹島の日」に指定した。また島根県は内閣の文書に基づき、竹島を自県の行政管轄内に収めた。文部科学省は2008年の教育大綱で、竹島を日本の領土と記述したが、この大綱は法的拘束力を持たない。この一連の動きに韓国側が強い不満を抱き、両都市の友好関係が中断されることになった。
韓国側は毎年10月25日を「独島の日」に指定し、上陸などにより主権を宣言している。時の李明博大統領は2012年に上陸・視察し、日本側から強い抗議を受けた。今年1月25日には慶尚北道の金寛容知事が上陸・視察し、韓国が領有権を持つことを宣言した。菅義偉内閣官房長官は同日、日本側は本件を「まったく受け入れられない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月31日