国慶節(建国記念日、10月1日)に日本に旅行した中国人観光客が、日本は「とても不便」と感じているという。日本メディアによると、日本にはスマホアプリのサービスが普及していない。配車やデリバリー、シェア自転車など、中国人におなじみのサービスは日本では受けられない。
日本のウェブサイト「レコード・チャイナ」の8日の記事によると、日本では交通が非常に発達し、電車やバスの利用はとても便利だが、タクシーの利用はとても不便だ。中国ならアプリですぐに配車を頼める。中国の路上でどこにでも見られるシェア自転車も日本にはない。
日本の政府や企業は、分厚い財布を持った中国人観光客を引きつけるために多くの準備をした。だが日本は、スマホの応用の面では中国ほど発展していない。日本人は普通、現金で支払いを行う。日本には、中国の「支付宝」(アリペイ)や「微信」(WeChat)のような大規模なオンライン決済プラットフォームもない。シェア自転車やスマホでの配車などは、多くの普通の日本人にとってはなじみがない。
中国と日本の間で20年余りにわたって貿易を行っている日本人商人は『環球時報』記者に、シェアリングエコノミーなどの中国のアプリサービスが日本でも広まることを期待しているが、日本社会は新しい物を受け入れるのが遅く、新たな技術や新たなやり方はなかなか普及しないと語った。
日本メディアは、中国のインターネット業界では革命的なサービスが続々と誕生しており、世界的にも高い競争力を誇っていると評価している。今後はほかの国が中国を追う時代が来るかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月14日