日本で急患を助けた河南省の看護師が病院に図書室設置

日本で急患を助けた河南省の看護師が病院に図書室設置。今年4月、日本に旅行に来ていた中国人の看護師・任双双さんが、てんかんの発作を起こして倒れた日本の中学生に手当てをし、中日両国から称賛の声が上がった…

タグ:腫瘤 病院 

発信時間:2017-10-25 14:16:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


日本で急患を助けた河南省の看護師が病院に図書室設置

今年4月、日本に旅行に来ていた中国人の看護師・任双双さんが、てんかんの発作を起こして倒れた日本の中学生に手当てをし、中日両国から称賛の声が上がった。任さんは河南省腫瘤病院で働く看護師で、困った人を進んで助ける中国人の美徳を示し、社会で好評を博したほか、阿里巴巴(アリババ)の公益プロジェクト「天天正能量」で特等賞に選ばれ、賞金5000元(約8万5千円)を獲得した。大河報が報じた。

このプラスのエネルギーを伝えるために、任さんは、河南省腫瘤病院骨・軟部組織科で治療を受ける子供の患者が本を読んだり、勉強したりして、治療中にも気晴らしができるようにと図書室を設置し、各種図書約200冊を寄付した。また、この計画を知った北京軽松籌有限公司は、移動図書館車1台と児童図書200冊を寄付することに決めた。10月18日、図書室「双双愛心書屋」が正式にオープンした。

同病院の骨・軟部組織科の蔡啓卿・科長によると、「骨腫瘍を患う子供は、手術を受けてから化学療法を終えるまでに約1年かかる。手術後、非常につらい化学療法を歯を食いしばって受けなければならず、嘔吐や脱毛などの副作用にも悩まされる。また、病気の発見が遅かった場合、手足の切断という残酷な現実にも直面する。さらに、病気の悪化や再発などのリスクもあり、病魔と死への恐怖といつも戦わなければならない。同科で現在治療を受けている子供のうち、最年少は5-6歳で、学校に行って勉強することはできない。そのような子供たちは、入院中、テレビを見たり、携帯でゲームをしたりするしかなく、退屈な毎日を送らなければならない」という。

今後、骨・軟部組織科に設置された「双双愛心書屋」は毎日午後4時以降、子供向けに開放される。その日の治療が終わり、医師らの同意を得た上で、子供らは親と共に、ここで本を読んだり、字を書いたり、絵を描いたりすることができる。また、申請すると、本を病室に持ち帰り、読むこともできる。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年10月25日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで