ロシアの歴史学者、ロシア科学アカデミー専門家のアナトーリー・コシキン氏は「旧ソ連やロシアの退役軍人、社会活動家、政治活動家ら90人以上が連名でプーチン大統領に宛てた書簡の中で、9月3日を『対日戦勝記念日』として制定することを提案した」と述べた。書簡は、この祝日を再び制定することで、日本軍国主義政権への戦勝を記念するとした。日本国民に矛先を向けるものではなく、露日関係に悪影響が及ぶことはないという。ロシア・トゥデイが伝えた。
ロシア下院(国家会議)国家建設・立法委員会のエメリヤノフ第1副委員長は、同提案を支持した。露日関係への影響を懸念することについては「露日両国は現在も友人ではない」と述べた。しかしロシア社会には異なる意見もある。ロシア戦略コミュニティーセンター長は「この祝日の再制定は、露日関係に悪影響を及ぼす厄介な要素になりうる。特に双方は現在、極東で共同プロジェクトを展開中で、日本側と協議した上で制定するべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月1日