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発信時間：2017-11-01 09:46:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　スバルは27日、同社の所有する2つの工場で検査資格のない従業員が完成車の出荷前検査を行っており、それが30年間常態化していたことを認めた。同様の問題が明らかになったのは日産に続き2社目となる。

　日本メディアは消息筋の話として、「ごまかし」を行っていたのは群馬県の総工場と矢島工場で、両工場ともに群馬県太田市に位置すると報じた。

　消息筋の話によると、スバルには約250名の正式検査員がおり、彼らは同社内部で認められた検査資格を持つ。規定によれば、完成車の出荷前検査は必ず正式検査員が行うことになっている。しかし一部の検査業務を、資格未取得の実習従業員に担当させていた。

　

   スバル幹部は、この行為は「伝統」のように30年間続けられてきたと明かす。これら実習従業員は一定時間の研修を受けているが、正式でない検査員が完成車の検査をすることは日本の規定に違反するものである。

 スバルの吉永泰之社長は27日に記者会見を開き、同社に規則違反行為があったことを認め、頭を下げて謝罪した。同社長は、「とても遺憾で、お詫び申し上げる。規定通りの検査を行っていきたい」と述べた。

　吉永社長はまた、これら問題について同社は30日に日本政府に報告することも明らかにした。同氏によると、日本国内でリコールを行う可能性が高く、その台数は25.5万台に達するとみられる。リコール費用は50億円に上る見込みだ。

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