自ら信頼を失った日産、新車販売台数が半減

自ら信頼を失った日産、新車販売台数が半減。

タグ:日産 新車販売台数 半減

発信時間:2017-11-02 16:47:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日産自動車で無資格者が新車品質検査を行っていた問題が発覚し、ブランドのイメージに大きな傷がついた。日産は先月31日、10月の国内新車販売台数が激減し、前年同月の半分程度に留まったと発表した。

 

 日産の西川廣人社長は先月2日に記者会見を開き、新車出荷前の完成車検査で無資格者を用いていたことを認めた。問題発覚後も、日産の一部工場はこれを改善しなかった。日産はその後、日本国内の完成車6工場の出荷と、新車登録手続きを一時停止すると発表した。

 

 10月の最新販売統計データによると、日産自動車の新車販売台数は約2万台で、前年同月の半数程度に留まった。三菱が日産から受託製造する軽自動車も影響を受けた。軽自動車は日産の国内販売台数の3割を占める。

 

 問題発覚後、日産は120万台のリコールを発表した。朝日新聞はリコールにかかる費用が250億円以上にのぼると見積もった。

 

 国土交通省は今月1日、日産九州工場の改善状況を実地調査した。合格となれば九州工場は出荷を再開し、残りの5工場も今後検査を受けることになる。

 

 日産は2週間内に出荷を再開する予定だったが、現状を見るとこれは困難だ。朝日新聞は「問題が日産ブランドの痛手となっていることから、出荷を再開しても今後長期に渡り、販売に影響が及ぶと見られる」と報じた。




「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月2日

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