日本の女性富豪、筧千佐子被告が7日、男性3人を殺害したとして死刑判決を下された。被害者には夫が含まれる。金銭目当てだったとされている。独ディ・ヴェルト紙(電子版)が伝えた。
京都地裁は7日、筧被告による男性3人(夫を含む)の殺人罪と、1件の殺人未遂罪が成立するとした。
筧被告は財産目当てで殺害に及んだとのこと。筧被告には常に、この目的があった。一部のパートナーとは仲介業者を通じて知り合った。筧被告は裕福で子供のいない男性を狙った。
青酸化合物で男性を殺害する前に、高額の生命保険をかけていた。これにより10年間で約770万ユーロの財産を手にしたという。
筧被告は当初「不幸な運命」として、無罪を主張していた。7月に審理が始まると、筧被告は沈黙を守った。ところがその後意外にも、2013年に4人目の夫を殺害したと認めた。弁護側は軽度な認知症を理由に弁護した。
日本は米国を除き、死刑制度を認めている唯一の重要先進国だ。EU諸国と人権組織が抗議しているが、多くの日本人は首吊りによる死刑執行を支持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月9日