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発信時間：2017-11-09 17:03:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　韓国の青瓦台（大統領府）の高官は5日、電話インタビューで「文在寅大統領が9月に国連総会出席のため米ニューヨークを訪問した際に開かれた韓日米首脳会談で、米国は韓国の同盟だが日本は同盟ではないと話した」と述べた。聯合ニュースが伝えた。

 

　同高官によると、トランプ米大統領は直ちに理解を示したという。文大統領が韓日は同盟ではないと明言したのは、日本側が要求する韓米日軍事同盟を受け入れることはないと強調するためと分析されている。

 

　文大統領は3日、シンガポールのチャンネルニュースアジアとのインタビューでも「韓日米の軍事協力を緊密にすべきなのは、朝鮮の核とミサイル挑発に対応しなければならないためであり、3カ国軍事同盟水準に発展するのは望ましくない」と答えた。文大統領の発言は韓日米軍事同盟発展の可能性に対する懸念を払拭すると同時に、慰安婦問題など韓日間に未解決の問題があることを強調し、軍事同盟が可能なほど韓日関係が整理されたものではないとの判断を示したと見ることができる。

 

  特に軍事同盟の核心である合同軍事訓練をする場合、自衛隊が韓国の領海と領空に入ることになるが、これは韓国の国民にとって受け入れがたいことだ。また軍事同盟は有事の際に、日本軍が朝鮮半島に入る根拠になりかねない。文大統領はこれらの要素を踏まえた上で発言したと思われる。

 

　同高官は「韓米同盟は強固にすべきだが、日本との関係は限定的協力関係にしか進めない。軍事同盟にまで続くなら国民は受け入れられないだろう」と表明した。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年11月9日

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