日本人ボランティアの藤本尊正さん「撫順での出会いと交流」

日本人ボランティアの藤本尊正さん「撫順での出会いと交流」。私が撫順市の朝鮮族第一中学に来て、5か月ほどが過ぎました。最初に来たときは、言葉はもちろん、文化も生活も、何も分からないという状況でした。荒涼とした砂漠に一人残されたような不安を感じていました…

タグ:言葉 文化 交流

発信時間:2017-11-16 11:33:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



今年の8月「撫順の奇跡を受け継ぐ会」が旅行会社と撫順へのツアーを催行しました。10人の日本人が撫順へ観光に来たので、同僚の日本語の先生と生徒を連れて、交流をしに行きました。朝鮮族第一中学からは第二次世界大戦中の戦犯管理所が近かったので、ツアーが戦犯管理所を回るタイミングで先生と生徒に来てもらいました。ほとんど日本人が来ることのない町なので、先生も学生も普段はできない多くの日本人との交流を楽しんでくれました。ツアーの日本人の方々から来年は朝鮮族第一中学を訪問して、もっと日本語の先生や学生と交流する時間を持ちたいと言ってもらっています。同僚の先生に話すと賛成してもらえたので、来年はもっと長く日本人と学生たちとの交流ができるのではないかと思っています。

9月になってから新しい学年が始まりました。授業も9コマまで増え、本格的に撫順での活動が始まった気がします。生徒たちはあまり勉強が好きではないですが、日本語や日本文化を楽しみながら、授業を受けています。新しい学年が始まってからは、以前より関わる生徒も増え、いろんな話を中国語や日本語でしています。最初は不安もありましたが、いろんな人との出会いが、私の生活や活動に瑞々しい輝きを与えてくれている気がします。これから本格的に朝鮮族第一中学での活動が始まりますが、いろんな出会いと交流を大切にして、活動につなげていければいいなと思います。

遼寧省撫順市朝鮮族第一中学 日本語教師 藤本尊正

「中国の日本人ボランティア」 トップへ



「人民網日本語版」2017年11月16日


1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで