「中国の医療保険でこれほど多くの人口をカバーするのは、容易なことではない」4日午前、中国国家衛生・計画生育委員会の職員による医療体制改革の説明を受けると、日本メディア関係者訪中団のメンバーがこのような感嘆を漏らした。
国務院新聞弁公室の招待を受け、共同通信、時事通信、テレビ朝日などの記者と編集者でつくる39人の日本メディア関係者訪中団が、3-5日にかけて北京を訪問した。彼らの中国友好訪問の最初の目的地は北京だ。彼らは中国で、医療・教育などのテーマをめぐり、チーム別で中国の関連機関を視察する。より明瞭で真実に近い中国の医療・衛生及び教育事業の発展の現状を、日本の一般人に伝える。
訪中団医療チームの記者と編集者は4日午後、中日友好医院と北京同仁堂を訪問した。北京同仁堂大栅欄分店で、神戸新聞社の三刀大一郎記者が中国医学の脈診を体験した。医師がすぐに体が疲れており、ストレスを解消し体質を改善する必要があると分析すると、三刀記者は「中国医学は神秘的だ」と敬意を表した。西日本新聞社の国崎万智記者は「漢方薬は日本で人気が高い。同仁堂が日本でネットショップを開けば、注目を浴びるだろう」と述べた。
訪中団は5日午前に中国国際放送局を訪れ、メディア同業者と座談・交流した。
訪中団は今後、江蘇省、浙江省、上海市を訪問する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月6日