一部の軍事アナリストは「マトゥア島とパラムシル島はオホーツク海を封鎖し、サハリン島及びロシア極東沿岸部への攻撃を遮ることができる」と話した。
朝日新聞によると、ロシア側の軍事動向を受け、日本国内では両国の領土問題をめぐる交渉に支障が出ることが懸念されている。
千島列島南部の南クリル諸島(日本名・北方四島)の主権の帰属をめぐり、日露は係争に陥っている。ロシアは南クリル諸島の択捉島にバスチオンを、国後島にバールを配備している。
また日本が強化を続けるミサイル防衛は、両国の領土交渉の障害になっている。
この状況下、防衛省内では「軍事的な見地から、ロシアが北方四島を返還する可能性はない」とする声が多数派になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月17日