東京大学の石川正俊教授らが、高速で走る小型の二足歩行ロボットを開発した。ロボットには瞬時に強大な動力を発生させるモーターが搭載されており、成人のサイズに換算すると一流のマラソン選手と同じ速さで走れる。
このロボットは腰、膝、くるぶしが動き、人間のような歩行姿勢を保つ。足の長さは14センチ、重さは1キロ以下で、時速4.2キロで走れる。足の長さ70~80センチの成人に換算した場合、時速は20キロに達する。
コントロール装置が搭載されているため、ロボットは人間の歩行時の足の動きを学習する。倒れそうになると、装置がもう片方の足を出すようすぐに指示を出し、不安定に見える前傾姿勢だが高速で走ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月27日