青森県教育委員会は10日、三戸郡の中学校の46歳男性教員が4人の男子生徒に体罰を行い、顔に唾を90回かけ、平手打ちをするなどしたと発表した。問題の男性教員を3カ月の減給処分にしたという。
香港の「東網」が教育委員会の発表を引用して伝えたところによると、男性教員は2015年8月から17年3月にかけて、某運動部の顧問を担当していた。その間、ストレッチを行う2人の男子生徒の顔に何度も唾をかけ、うち1人と別の2人の生徒の顔をつねるなどした。男性教師は1人の男子生徒を50~60回平手打ちし、ふくらはぎを蹴るなどした。2016年1月に生徒の臀部を蹴り、注意を受けていた。
体罰を受けていない生徒から学校側に報告があり、男性教員は「試合に勝たせたくて手を出した。コミュニケーションの一種」と弁明。昨年12月4日に3カ月間の10%減給処分になってから、「今後は生徒の体に接触しない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月12日