豪州のターンブル首相が18日に訪日する。双方は両国の軍事人員と設備の長期的な交流と配備を促進するため、相互部隊訪問協定の締結に関するハイクラス協議を行う。14日付豪紙『オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー』によると、豪陸軍元司令は「同協定は中国に不満を抱かせる。豪州は中国の発展をけん制するためのものではないと、事前に約束する必要がある」と警告した。
報道によると、ターンブル政権が外国からの内政干渉を防ぐ法案を可決させ、中国に不満を抱かせていたが、この状況下で日本と軍事協定を結ぶことで中国をさらに刺激する可能性がある。同氏は「この協定は4カ国(米日豪印)安全対話の実質化であり、中国が脅威とみなし経済面で報復しないよう、慎重になる必要がある」と述べた。別の豪州専門家は「中国は同協定を厳しい言葉で批判するが、韓国のTHAAD配備のような報復措置を講じることはない」と判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月15日