東京で15日、陳凱歌監督作品『妖猫伝』(日本題は『空海 ―KU-KAI―』)の盛大なジャパンプレミアが行われた。陳監督が主要スタッフを連れ、日本の観客の前に姿を現した。本作品は2月24日に正式に日本で公開される。
『妖猫伝』は日本の怪奇小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を原作としている。人の言葉を話す化け猫が長安城で暗躍し、詩人の白楽天の日本の僧侶・空海が調査に乗り出し、隠された真相が浮かび上がるストーリーだ。
染谷将太、阿部寛ら日本の多くのスターを招き、2017年12月22日に中国で公開された。興行収入は5億2000万元を突破。
陳監督と原作者の夢枕獏は当日、集まった700人弱の観客と交流した際に「唐王朝を非常に気に入っている。その開放性・包括性・多元性は、文化を愛し交流を求める多くの外国人を集めた。本作を通じ、異なる唐王朝の繁栄ぶりを目にして欲しい」と表明した。