日本メディアによると、河野太郎外相は16日午前、カナダのバンクーバーで韓国の康京和外相と会談した。
韓国側の慰安婦問題に関する説明について、河野氏は「韓国側が日本にさらなる措置を求めるのは全く受け入れられない」と述べた。
康京和外相は9日、韓国政府の慰安婦問題に関する新方針を表明し、「再交渉は求めない。日本側に被害者の名誉と尊厳を挽回し、精神的苦痛を和らげる努力を促す」と強調した。
日本政府はこれに強い不満を示した。安倍首相は12日、「日韓合意は国と国との約束。これを守ることは国際的かつ普遍的な原則。韓国政府の後続措置は絶対に受け入れられない」と述べた。
韓国の外交官は、「韓国は日本に対する後続措置を撤回しない」と述べ、元慰安婦への謝罪などについては、「日本政府に誠意を見せてもらいたい」とした。康京和外相は河野外相との会談でも、日韓関係の悪化を避けるためにこの点を説明したと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月18日