11月末には全クラスで浴衣を着る授業を行いました。JICA北京事務所から借りられた浴衣の数に限りがあった為、希望者のみが着ました。着ない生徒は着る生徒の手伝いをするように指示しました。生徒たちは初めて見る実物の浴衣に興奮気味でした。配属先は男子が多く、男性用の浴衣の数が少なかったため、余っていた女性用の浴衣を着たいと言って着た男子もいました。女子でも、男性用を着たいと言って着た子もいました。私自身、浴衣の着付けを実際に行うのは初めてで、今回の授業は私にとっても勉強になりました。
日本文化について生徒たちに教えるために授業準備をする上で、改めて知る事もあります。私は日本文化を教える上で、「伝統的な日本」と「現代の日本」の両方について生徒たちに伝えることを意識しています。これからもキラキラした目の生徒たちに支えられながら活動を頑張ります。
江蘇省泰州市民興実験中学 日本語教師 近藤千晶
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