中国の春節(旧正月)が近づくなか、日本の安倍晋三首相は日本の華字メディア『中文導報』を通じ、在日華僑・華人に新春を祝い、新年の挨拶をした。『中文導報』は8日、安倍首相の祝賀メッセージを掲載した。その要旨は下記の通り。
日中は昨年、複数のハイレベル対話を行った。私自身も昨年11月、中国の指導者と会談し、率直に意見交換した。
今年は日中平和友好条約締結40周年だ。今年を日中両国民が日中関係の大きな改善を実感できる一年にし、ハイレベル往来により日中関係を新たな段階に押し上げることに期待していると、ここで重ねて表明したい。
この1年間で訪日中国人客は延べ700万人を突破し、上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃん「シャンシャン」が多くの日本人から好まれている。日中両国は今年、政治・経済・文化・スポーツ・観光などの協力と交流の推進を続ける。在日華僑・華人が日中関係の発展に向け力強く協力することを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月9日