王毅外交部長:日本側が迷わず後退しない限り、中国は歩み寄る

王毅外交部長:日本側が迷わず後退しない限り、中国は歩み寄る。

タグ:外交部 記者会見 中日関係 

発信時間:2018-03-08 14:04:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 第13期全国人民代表大会第1回会議は3月8日午前10時、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、外交部の王毅部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。



 共同通信社の記者:今年は『日中平和友好条約』締結40周年にあたり、両国は関係改善に積極的な努力をしている。両国の指導者の相互訪問は実現するのか。中国側は中日関係をどのように評価しているか。今後の両国関係がどのように発展することを望んでいるか。

 

 王毅部長:中日関係は毎回、記者会見の話題になる。近頃、日本側はより明確、より積極的な対中政策を採り、中日関係に改善傾向が現れている。中国側はこれを歓迎する。日本側が迷わず、後退せず、客観的に中国の発展に対応し認めさえすれば、中国は日本側に歩み寄り、両国関係が健全かつ安定した発展軌道に戻れるよう共同で推し進めたいと考えている。


 今年は『中日平和友好条約』締結40周年にあたり、40年前の条約は法律という形で歴史に正確に対処し、中国が中日関係正常化の際に決めた各政治原則を貫くことを確認し、両国の平和的共存、世代友好という方向を明確にした。初心を忘れなければ成功する。40年後、過去を受け継いで未来を導き開くという歴史の肝心な時期に立ち、私たちは日本側が政治において信頼を大事にし、行動においてルールを守り、両国関係の政治基礎をしっかりと守り、「協力パートナーで、互いに脅威をもたらさない」という政治の共通認識を実行することを望む。中日関係が持続的に改善されれば、両国の高層往来は自然に実現し、平和友好も再び両国関係の主旋律になると信じている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月8日  

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