米ワシントンで17日に会談した河野太郎外相と韓国の康京和外相が、文在寅大統領の訪日を検討していくことで一致した。韓国外務省が18日明らかにした。共同通信が18日夜に伝えた。
河野外相は4月末の南北首脳会談で日本人拉致問題を取り上げるよう要請した。康外相は「拉致問題では緊密に連携したい」と応じた。両国外相はさらに、朝鮮に対する最大限の圧力を維持する必要性を確認した。
韓国政府は4月末の南北首脳会談と、5月中とされる米朝首脳会談の前後に米韓首脳会談を行うことも検討している。韓国の一部メディアは、同時期に日韓が首脳会談を開く動きもあると伝えている。
文大統領はこれまで核問題を対話の軌道に乗せるため、米朝間の仲介に取り組んでいた。南北・米朝首脳会談の実現の見通しがつくと、韓国は日本も朝鮮との対話に興味を示し始めていることに注意した。そのため日朝の架け橋になるため積極的に取り組む可能性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月20日