日本で「孤独死」増加 背後に「非婚主義」?

日本で「孤独死」増加 背後に「非婚主義」?。日本メディアの報道によると、亡くなった男性は51歳で未婚、一人暮らしで、死後8日経ってから、警察官と家族によって発見された…

タグ:高齢化 孤独死 北島三郎 

発信時間:2018-04-04 16:33:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本国立社会保障・人口問題研究所が今年1月に発表した最新推計によると、2040年までに独居家庭が日本の総家庭数に占める割合は4割前後に達する見通しだ。


 日本の内閣府の支援で実施されたある調査によると、日本の未婚率上昇の主要な原因には、若者の「経済的な不安」「出会いの減少」「恋愛へのあこがれ消失」がある。



三重県出身で独身女性の増田さんは新華社記者に、独身生活を楽しんでおり、自分としては恋愛や結婚の願望はないと語る。またそうした考えは現在の日本の若者の多くに共通しているという。


 「日本の今の若い男性は受け身で、恋愛のために自分で動こうとしない」。神奈川県の既婚男性は新華社記者に「日本の若い女性は、年収が一定の基準に達した男性を選ぶ傾向にあり、普通の若い男性はこの条件に合わない」と語る。


 若者の結婚を奨励し、高齢化の激化の圧力とそれによってもたらされる一連の社会問題とリスクを緩和するため、東京都は今年2月、2020年東京五輪大会をテーマとした「結婚に向けた気運醸成のための動画」を発表した。小池百合子都知事はこの行政による結婚の催促の動きについて、結婚するかは個人の自由だが、多くの人は結婚を渇望しながらカギとなる一歩を踏み出せないのが現実で、動画の制作は彼らにエールを送るためだと語った。


 東京の未婚男性の鈴木さんは新華社記者に対し、結婚はしたいが、めぐり合わせが悪く、ふさわしい相手が見つかっていないと語る。両親や周囲の人はしばしば結婚したらどうかと、それぞれの考えを押し付けようとするが、それには困惑をおぼえるという。


 鈴木さんは、結婚は幸福を約束するものではないと考えている。周りにも結婚してすぐ離婚したカップルがいる。子どもが生まれても不仲で、結局離婚する夫婦もいる。鈴木さんは、他人の見方を過度に気にするヒツヨウはなく、自分がいかに幸せになるかを考えることが重要だと語った。
 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月4日  

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