1月5日、東京で働く人たちが正月連休を終えて職場に戻り、携帯電話から巨大地震を予告するアラームが聞こえ、眠気を覚ました。
日本の「Jアラート」は人工衛星と各地の防災無線を利用して緊急情報を発表する全国瞬時警報システムの俗称。このシステムは地震、津波、ミサイル発射などの重大な突発的出来事の発生時に被害を抑えることができる。
この情報は国家警報システムから発信され、「日本の首都で大規模な地震が発生する可能性がある」と警告する。
大勢の人が準備をしたが、結局こなかった。
このシステムは、大地震発生前の貴重な数秒間に避難場所を探すことを目的としている、気象庁によると、同じ時間に別の場所で2回の小規模地震が発生しており、警報システムは巨大地震と誤って予想したとみられる。
安倍首相もこの突然のアラームに戸惑った。内閣会議の前に事務所にアラームが鳴り響く様子がテレビで流れた。
同システムの誤報は初めてではないが、日本に極めて重要なシステムであり、地震と最近の朝鮮によるミサイル発射に怯える国にとっては命を救う手段の1つである。地震が頻繁に発生する一部の国も大地震の予報に類似の警報システムを導入している。
誤報を伝えることはあるが、日本気象庁の科学者の菅沼氏は、「日本の災害警報システムはカバー範囲において唯一無二」と自負する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月10日