重いけがで出血、O型の死亡率が高めに=日本の研究者

重いけがで出血、O型の死亡率が高めに=日本の研究者。重いけがで救急搬送されたO型の患者は、それ以外の血液型の人に比べ死亡率が2倍以上高いとの研究結果が日本で発表された。O型は他の型に比べて血が固まりにくいためだという…

タグ:血液 けが 患者 死亡率

発信時間:2018-05-03 14:25:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 重いけがで救急搬送されたO型の患者は、それ以外の血液型の人に比べ死亡率が2倍以上高いとの研究結果が日本で発表された。O型は他の型に比べて血が固まりにくいためだという。


 東京医科歯科大学の研究者と2カ所の重傷看護医療センターは、2013−16年にかけて901人の重傷患者を研究対象とし、血液型によって4組に分けた。O型は32%、A型は32%、B型は23%、AB型は13%。その結果、O型の患者の死亡率は28%で、その他の血液型は11%。


 研究者は2日出版の米医学誌に掲載した論文の中で、重傷者の主な死因は大量出血であるが、これまでは血液型とけがによる死亡率の関連性の研究が少なかったと論じた。今回の研究によると、O型は出血の潜在的リスクの可能性がある。これは血液に含まれる「フォンウィレブランド因子」の凝血因子が少ないことと関連すると見られる。研究者はさらなる研究でその原因を確定し、干渉措置を見出す必要がある。


 研究者によると、今回の研究対象はすべて日本人であるため、研究結果が全人類に適用されるかは不明だ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月3日  

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで