■溝を棚上げし、相互信頼を構築
ロシア・スプートニクによると、保護貿易主義的政策によって「貿易戦争」に巻き込まれる懸念がある中、中日韓はもう政治的関係の緊張を考えるのではなく、プラグマティズムの経済外交を構築する必要がある。
中国外交部の華春瑩報道官は先日「中日韓協力の開始から19年で、3カ国は経済・貿易、財政・金融、交通、文化、教育、環境、衛生、防災分野の交流・協力で実り豊かな成果を挙げ、中日韓投資協定に調印し、中日韓自由貿易協定(FTA)交渉を13回行った。2017年に、3カ国間の貿易額は6700億ドル近く、人的往来は延べ2800万人を超えた。今回の中日韓サミットは3カ国協力に新局面を開き、地域の平和・安定と発展・繁栄への新たな貢献となる」と表明した。
実り豊かな協力の成果から、中日韓の今後の協力を有望視するだけの理由が人々にはある。アジアの重要なエコノミーである中日韓の連携・協力が生むのは「1+1+1>3」の効果だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年5月9日