さらに、「パンダと写真を撮るのが好きなのは、夢があるから。前は、中国の全てのパンダの写真を撮りたいと思っていた。でも、パンダは急速に増えていて、そのペースに追いつかなくなっているので、それはちょっと難しそう」と語った。
名古屋出身の竹内さんは1990年代、ツアー旅行で成都を訪れた。「当時、他のツアー客は皆、杜甫草堂に行ったが、僕だけはパンダを見に行った。パンダを初めて見た時、とてもかわいいと思った」。
2000年、竹内さんは吉林省でスキーのコーチをしながら、中国語を勉強していた。そして縁があって現地の大学で日本語を教えるようになった。
03年、竹内さんは中国の花鳥画を学びたいと思って杭州にやって来た。そして、美術学院を卒業し、杭州の大学で日本語を教えるようになった。竹内さんの18年にわたる中国での生活のうち、杭州での生活が11年を占めているという。
「杭州で友達がたくさんできた。いつでもパンダを見に行けるし、これからも杭州で暮らしたい」と竹内さん。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月21日