西日本の豪雨、126人が死亡 被災拡大の恐れ

西日本の豪雨、126人が死亡 被災拡大の恐れ。西日本豪雨の被災が9日も拡大し、死者は12府県で126人にのぼった。警察や消防、自衛隊による懸命の救助活動が続けられている…

タグ:豪雨 保安庁 救助 災害 警報

発信時間:2018-07-10 14:25:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 西日本豪雨の被災が9日も拡大し、死者は12府県で126人にのぼった。警察や消防、日本自衛隊による懸命の救助活動が続けられている。報道によると、6府県の86人が安否不明で全容は見えず、被災状況が拡大する恐れもある。


 5日以降の共同通信の各府県まとめでは、死者は広島47人、岡山36人、愛媛25人、京都4人、山口、福岡各3人、兵庫、鹿児島各2人、岐阜、滋賀、高知、佐賀各1人となっている。


 総務省消防庁の統計データによると、現地時間9日午後5時半現在、15府県の避難所に約1万1000人が一時避難している。避難指示勧告は一時約630万人にのぼったが、すでに約99万人に減少している。


 菅義偉内閣官房長官は9日の記者会見で、西日本の豪雨対策で万全を期するため、安倍晋三首相が11−18日に予定していた欧州・中東歴訪を取り消したと発表した。安倍氏は近日中に被災地を視察する。


 安倍氏は9日午後に官邸で、被災地となっている愛媛県の中村時広知事と会談した。安倍氏は「(被災地支援で)人員を機動的に増加し、被災者に寄り添って対応する」と表明した。自民党高官の会議では「外遊をキャンセルし、災害に全力で対応する。人命第一で、力を尽くす」と述べた。


 また菅氏は「警察、消防、自衛隊、海上保安庁の部隊は本日も救助最優先の方針を貫き、7万3000人とヘリ70機を派遣し、全力で救助活動を展開している」と述べた。


 気象庁は6−8日にかけて、11府県に数十年に一度の重大災害を予想し「大雨特別警報」を発令したが、現在はすべて解除している。


 共同通信によると、今回の災害は死者・行方不明者299人を出した1982年の長崎大水害に次ぐ被害となっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月10日  

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