中国国際出版集団(中国外文局)と日本の非営利活動法人の言論NPOは7月12日、北京市で「北京・東京フォーラム」のハイレベル協議会を行い、第14回「北京・東京フォーラム」を10月中旬に東京で開催することを決めた。
世界情勢が大きく変化する中、国連体系の維持、平等な協力の提唱、互恵・ウィンウィン、多国間主義の維持、一国主義への反対、自由貿易体系の維持、保護貿易主義への反対は重大な現実的意義を有する。今年は中日友好条約締結40周年にあたり、中日関係は改善と発展の重要なきっかけを迎えている。このような背景のもと、双方は今年のフォーラムで「相互信頼」「協力」「平和」「発展」などの議題を討論し、コミュニケを発表することで合意した。フォーラムは二国間の政治と外交、経済貿易、安全、メディア、特別などのサブフォーラムを設置。また、両国で中日関係に関する世論調査を実施し、フォーラム開催前に結果を発表する。
フォーラムは過去の成功の経験に立脚し、内容と形式を改め、中日双方が各分野における実務的協力を強化できるよう提言し、両国関係の長期的かつ健全で安定した発展のために優れた見解を提供する。
「北京・東京フォーラム」は2005年に創設され、毎年北京と東京で交代で開催し、中日間のハイレベルな民間対話と交流の場になっている。2017年12月、中国国際出版集団と日本の言論NPOは北京で第13回フォーラムを成功裏に開催した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月13日