米国務省は27日、米国のポンペオ国務長官が24日、韓国の康京和外相、日本の河野太郎外相と電話会談し、次の朝鮮への対策を協議したと発表した。
米国務省のナウアート報道官は27日「ポンペオ氏と康氏は電話の中で、両国の緊密な連携を維持し、朝鮮が核兵器を放棄するまで圧力を維持することを約束した。ポンペオ氏と河野氏も電話の中で、朝鮮が核兵器を放棄するまで圧力を維持することで合意した」と述べた。
トランプ大統領は24日にツイッターで、ポンペオ氏に来週の訪朝を延期するよう求めたと投稿した。米朝は朝鮮半島の非核化の問題で「十分な進展が得られなかった」とした。トランプ氏は、ポンペオ氏が近い将来に訪朝することを期待しているとも表明した。
朝鮮の労働新聞は18日の署名記事で、トランプ氏は米国内の反対勢力の影響を受けるのではなく、現在の朝米関係の膠着状態を打破し、二国間関係の改善を推進する決意を下し、大胆に行動すべきだと主張した。
トランプ氏と朝鮮の最高指導者である金正恩氏は6月12日、シンガポールで会談し、共同声明に署名した。「新たな朝米関係の構築」と、「朝鮮半島の恒久の安定と平和のメカニズムの構築」に尽力すると表明した。トランプ氏は朝鮮に安全保障を提供することを約束し、金氏は「朝鮮半島の完全な非核化」という約束を再確認した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月28日