中国発のショート動画プラットフォーム・抖音(Tik Tok)が日本で大人気となっており、6-7月の2ヶ月間で、デイリー・アクティブユーザーが倍増した。新華網が報じた。
TikTokが日本で大人気となっている理由は、動画の長さが15秒と作成のハードルが低く、投稿も簡単であるほか、時間があればいつでもどこでも投稿動画を見ることができるからだ。
TikTokは2017年夏に日本に上陸し、日本のApp Storeの総合ランキングで何度もトップに立つなど、大人気アプリとなっている。
Tik Tokの運営会社・Bytedanceの日本法人の事業開発の井藤理人部長は、「Tik Tokは基本的にユーザージェネレイティッドコンテンツ(UGC)であり、ユーザーが作った動画をほかのユーザーからシェアや『いいね』をすることで、大きなムーブメントへと育っていく。今年7月の時点で、Tik Tokの日本のユーザーの66%が動画を投稿しており、90%以上がシェアやコメント、『いいね』をしている。SNS内でのコミュニティを大切にし、そこでの流行を信頼し、自分もこの流行に参加したいという現代の若者の趣向にTik Tokはマッチしたのだと思う」と分析する。
現在、アーティストや楽曲のプロモーションにTik Tokを活用する事例も各国で増えている。
井藤部長によると、「日本でもピコ太郎やDA PUMP、人気歌手の倖田來未などといったプロモーション活用事例が徐々に増えている」という。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018 年8月28日