写真:2018年の合同軍事演習「ボストーク」
日本の有名なロシア問題専門家、筑波大学教授の中村逸郎氏はインタビューに応じた際に、日本の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領のウラジオストクでの会談の結果に基づき、日本はロシアや中国と共同で2019年の合同軍事演習「ボストーク」への参加を希望していると述べた。また日本、ロシア、中国が軍事同盟を結ぶ可能性を予想した。RIAノーボスチが12日に伝えた。
プーチン氏は水曜日、安倍氏と会談した際に「露日両国の関係は安定的に発展している。これは両国の軍事部門と関連する初の会談だ」と強調した。中村氏は、次のように分析した。
ロシアと中国は現在、極東で軍事演習を行っているが、日本も将来的にこの演習に参加する。先ほど開催された東方経済フォーラムの会期中、日露首脳がこの問題について議論した。中露の国防長官は昨年6月にカザフスタンで、両国の軍事協力について意見を一致させた。中国は今年、ロシアが開催する軍事演習「ボストーク2018」に参加した。
ボストーク2018が東方経済フォーラムと同時に開催されたのは偶然ではない。これは経済フォーラムを開催しながらも、一定の防衛の性質を持つことを意味する。また自衛隊の統合幕僚長が今年10月にロシアを訪問するが、これも日本が軍事演習への参加を希望していることと関連している。日本は来年9月のボストークに参加し、3カ国の合同軍事演習になる。ロシア、日本、中国は経済協力を推進中で、将来的には軍事協力に変わる。