日本の共同通信社によると、自民党総裁選挙が20日午後に行われ、党所属の国会議員と地方議員が投票する。現任の総裁で首相の安倍晋三氏は8割以上の国会議員票を獲得し、石破茂前幹事長を大きくリードし、連続3戦を果たすと予想されている。石破氏は地方票の獲得を狙い、安倍氏にどれだけ近づけるかが焦点となる。
報道によると、安倍氏が20日の両院議員総会で正式当選すれば、10月上旬の内閣改造と党役員人事調整を検討し、新体制で秋の臨時国会を迎えることになる。自民党総裁選挙は国会議員405票と地方405票の計810票で争われる。
10日、安倍氏と石破氏は東京でそれぞれ最後の集票活動を行った。安倍氏は水戸市で自民党集会に出席し、議員会館でも投票を呼びかけた。安倍氏は秋葉原の街頭演説で、「批判だけでは何も生まれない。必要なのは具体的な政策」と強調。『憲法』第9条改正については、「憲法に自衛隊を明記することは私たちの責任」と主張した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月20日