日本の旭日旗が韓国で物議 被害国の傷に塩を塗る

日本の旭日旗が韓国で物議 被害国の傷に塩を塗る。韓国は来月、済州沖で韓国海軍の国際観艦式を開催する。​しかし韓日両国は、招待に応じて参加する日本の海上自衛隊の軍艦が、「旭日旗」を掲げるべきかをめぐり激論を展開している…

タグ:韓国 海軍 艦艇 海上自衛隊 旭日旗

発信時間:2018-09-30 11:07:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本は歴史の反省を知らず、被害国の人々の未だ癒えぬ傷に塩を塗っている。韓国は来月、済州沖で韓国海軍の国際観艦式を開催する。しかし韓日両国は、招待に応じて参加する日本の海上自衛隊の軍艦が、「旭日旗」を掲げるべきかをめぐり激論を展開している。日本側が旭日旗を掲げる方針を貫いていることから、韓国のネットユーザーは韓国政府に対して、強硬な対応により日本側の「挑発」を阻止するよう求めている。29日付聯合ニュースが伝えた。


 韓国側は日本を含む15カ国の海軍を今回の観艦式に招待しており、参加するすべての艦艇に自国の国旗と韓国国旗のみを掲げるよう公式文書を送っている。これは事実上、日本の軍艦に対して、韓国を訪問する際に旭日旗を掲げないよう求めている。日本政府はこの要請を知ると、28日に自国メディアを通じて「非常識な措置」と称した。またこれが参加の前提ならば、訪問を回避することも検討すると脅迫した。海上自衛隊の関係者は29日、取材に応じた際に、自衛艦旗は国の主権を象徴しており、これを掲げないよう求めるのは「非合理的で礼にかなっていない」行為であり、受け入れられないとした。小野寺五典防衛相も28日、自衛隊の艦艇が旭日旗を掲げるのは日本国内の法律で定められた義務であり、国連海洋法条約も海軍の艦艇は自国の国籍を示すものを掲げるよう定めており、韓国の観艦式で旭日旗を掲げるのは当然と述べた。


 旭日旗は旧日本軍で使用された旗で、軍国主義と侵略戦争の象徴とも取れる。海上自衛隊は1954年の創立より、旭日旗を軍旗として使用している。韓国は国民が旭日旗に強い反感を持っているとし、日本の軍艦に旭日旗を掲げ訪韓しないよう求め続けている。日本の軍艦は先ほど「西太平洋潜水艦脱出および救助訓練」(Pacific Reach 2016)に参加した際にも、旭日旗を掲げて済州海軍基地に入った。これは当時、韓国社会で物議をかもした。


 韓国のKBSテレビは29日、韓国与党「共に民主党」の国会議員である宋永吉氏が同日、日本の軍艦が旭日旗を掲げ訪問することに断固反対し、「旭日旗は韓国人の中でハーケンクロイツと変わらない。日本が犯した罪は今も国民の中にある。日本には心からの謝罪と反省を求める」と表明した。韓国のメディア専門家の徐慶徳氏も29日、旭日旗は戦犯旗であり、日本の行為は国際舞台で恥をさらすことになると述べた。韓国の法律専門家は国会に対して、韓国で旭日旗を禁じる法改正を求めている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月30日

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