煙霧発生日、地下鉄の駅構内に下りると無意識のうちにマスクを外す人が多い。ところが日本の慶應義塾大学が行った最新の研究成果によって、地下鉄の駅構内の方がPM2.5の濃度が高く地上の大気中の5倍に相当し、人体に危害を与えやすいことが明らかになった。
16日付読売新聞によると、研究者は昨年7月より、横浜市内の地下鉄駅構内でPM2.5濃度の測定を開始した。その結果、8−10時の朝の通勤時間帯は大気1立方メートルあたり100マイクログラムを超え、同じ時間帯に地上で測った濃度の約5倍となった。また鉄の濃度が地上の230倍で、チタン、銅、亜鉛などの濃度も高かった。そのため研究チームは、これはブレーキや車輪とレールの摩擦によって、金属の微小粒子が発生した可能性が高いとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月17日