日本放送協会(NHK)の報道によると、東京、大阪、札幌の製薬会社、新聞社などに青酸カリとみられる白い粉末と金銭を要求する脅迫文が届いた事件で、このほか都内の製薬会社と食品会社、大阪府内の製薬会社2社の計4社にも同様の郵便物が届いていたことがわかった。不審な郵便物が届いたのは18社となる。
1月25日、東京と大阪の製薬会社、北海道札幌市の食品会社、『毎日新聞』東京本社など計14社に白い粉末と金銭を要求する脅迫文が届いた。
警察は、一部の粉末は青酸カリと実証され、残りの粉末も初歩鑑定によると青酸カリの可能性が高いと明かした。
警視庁の調査で、上述の企業のほかに東京の製薬会社4社に同様の脅迫文が届いていたことがわかった。脅迫文が届いた企業は18社になる。
脅迫文には、「青酸カリを入れた偽物の薬を流通させる。悲劇を回避したければ3500万ウォン分のビットコインを払え」と書かれていた。
警察庁などは、脅迫文の内容から、同一犯である可能性が高いと見ている。警察は脅迫罪未遂で調査している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月30日