2月15日の報道によると、第1回「ロボット婚活パーティー」が東京で行われた。参加者が直接交流することを禁じ、IT企業のサイバーエージェントが開発した「お見合いロボット」が代わりに自己紹介するというルール。参加者は会う前にまず自分の個人情報と趣味をロボットに伝え、45個の質問に答える。生年月日、出身地、趣味、好きな食べ物、好きなスポーツ、職業などの基本情報を伝え、特技、年収、将来の夢などを提供してもよい。その後、双方のロボットが3分間交流する。ロボットに記録した趣味が合えば、ロボットは「へぇ、私も」と言う。
このお見合いロボットの会話システムはサイバーエージェントが開発し、ロボット本体はシャープのロボット電話「RoBoHoN」が基となっている。
同商品は、初対面の気まずい空気を緩和し、小柄な体型で圧迫感を減らすことを目的に開発された。25~39歳の未婚の男女28人が参加し、ロボットを介して4組のカップルが成立した。成功率は約28.5%と比較的高い。アイデアを高く評価するネットユーザーもいるが、「逆に気まずい」という意見も多い。会場では以下のような会話がされた。
A:私は、マリです。山口県出身で、年齢は23歳です。
B:ありがとうございます。マリさんの趣味は何ですか。
A:私の趣味は映画を見ることです。
B:私も映画を見るのが好きです。 映画のほかにテニスをやります。
A:へぇ、いつからやっているんですか。
B:幼稚園の頃からやっていて、高校の頃に全国大会に出場しました。
B:ありがとうございます。
A:私は、高校の頃、吹奏楽部に入っていました。
B:どんな楽器を演奏していたんですか。
A:私はクラリネットを演奏していました。
B:今も何か楽器をやっていますか。
A:最近はピアノを習い始めました。
B:へぇ、音楽が好きなんですね。
サイバーエージェントは、ロボットの会話レベルを引き続き向上させ、日本を訪れた観光客に技術を広めたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日